【初心者にオススメ】栽培が簡単な野菜について紹介(夏編)

すいか 家庭菜園
家庭菜園初心者
家庭菜園初心者

家庭菜園に挑戦してみたいけどうまくいくか心配。ずぼらな僕でも簡単に育てられる野菜について教えてほしい。

このようなお悩みにお答えします。

家庭菜園に興味があっても、初心者だと何を育てれば良いか分からない人は多いのではないでしょうか。

せっかく育てるので、きちんと収穫して、採れたての野菜本来のおいしさを味わってほしいと思っています。

貸し農園で野菜を育てている僕が、今までの経験の中から育てやすかった野菜について、ご紹介します。

手間が少ない野菜といえど、色々なタイプがあります。

  1. 完全放置系
    屋外で育てる場合は完全に放置でも育つ野菜です。
  2. 水やり不要系
    水やりが多いと逆に腐ってしまう可能性がある野菜です。水やりは雨にお任せします。
  3. 肥料不要系
    瘦せた土でないと逆に収穫量が減少する野菜です。

このように大きく3つのパターンにわけることができます。

いかに手間をかけないといっても、野菜作りの基本は適度な光と水が必要です。

野菜の様子を適宜チェックしてしおれそうになったら、水やりが必要です。

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完全放置系

シソ(大葉)

シソは非常に丈夫です。

露地栽培であれば自然に降る雨で十分育つと思います。

また、虫の被害にも強く、アブラムシなどの嫌な害虫がほとんど付きません

唯一、バッタが天敵です。

バッタの食害には注意したいところですが、非常に大きくなる植物の割に、そんなに大量に食べることはあまりないと思うので、上手に育てればバッタとシェアする形でも十分な収穫が望めます。

水のやり不要系

レタス(サニーレタス、ロメインレタス)

サニーレタスやロメインレタス等、レタスには色々な種類がありますが、ほとんどの種がやや乾燥気味に育てます。

張り切って水を上げすぎると根元から腐ってきます。

雨がほとんど降らない時は、週1回程度の水やりでも問題ありません。

自宅の庭ではなく、貸し農園で野菜を育てる場合も週1回の水やりで大丈夫なので、非常に育てやすいと思います。

また、スーパーで売っているような丸い形で収穫するのではなく、大きくなった外側の葉っぱを少しずつ収穫することで、長い間収穫を楽しむことができます

それに加え、レタス独特のにおいのおかげか、害虫がほとんど付きません

農薬や防虫ネットをかける必要もなく、大量に収穫できますので非常に便利です。

肥料不要系

サツマイモ

多くの野菜は途中で肥料を加えることで実付きが良くなり、収穫量が増えますが、サツマイモに追肥は逆効果になります。

追肥を行ったり、良く肥えた土壌で育てるとツルが必要以上に伸びるツルボケという状態になり、サツマイモ本体が大きくなりません。

このように、サツマイモは水やりはある程度必要ですが、肥料は一切不要です。

肥料の種類は非常に多く、初心者の場合はどの肥料を使えば良いかなかなか分からないという人も多いと思います。

また、追肥の間隔(2週間おきや1ヵ月おき等)、追肥の場所(株から〇cm離れたところに穴を掘って〇グラム入れる等)等、追肥についても、その野菜に合った仕方があります。

この点、サツマイモは肥料のことを考えずに栽培できるので非常に育てやすい野菜と言えます。

地域や土壌の特性に合った野菜を育てる

育てやすい野菜と言えど、土壌や気候などがその野菜の生育に適していないとうまく育てることは難しいです。

逆に多少難易度が高い野菜でも、土壌と気候がその野菜に適していると比較的手間をかけずに収穫できるという風にも言えます。

周りの畑やお庭で野菜を育てているところをよく観察し、どのような野菜を育てている人が多いかをチェックしてみるのも一つの方法です。

栽培している人が多い野菜は、それなりの収穫量を期待して育てられていますので、その土地の気候に合っている可能性が高いです。

まとめ

仕事のかたわら家庭菜園を楽しんでいる方は、なかなか時間が取れないことも多いと思います。

このため、可能な限り最小限の努力で最大限の収穫を目指したいところですよね。

しかしながら、いくら手間がかからないといっても、他の野菜と比べてという話です。

野菜は生物なので、どんな野菜でも最低限のお手間は必要です。

手間をかければ収穫したときの喜びもひとしおです。

でも、初心者の方が初めから難しい野菜作りに挑戦するのは、あまりお勧めできません。

収穫の喜びを味わう前に挫折する可能性があるからです。

まずは育てやすい野菜から挑戦して、慣れてくると珍しい野菜に挑戦するのもありです。

ちなみにアイキャッチの画像は僕が育てた小玉スイカの写真です。

スイカの栽培は難しいと言われていますが、小玉スイカであれば初心者の方でも収穫まで持っていけると思います。

手間をかけるのも家庭菜園の醍醐味です。

趣味ですから。

また、タネペラを使うと小規模にかつおしゃれに家庭菜園を始めることができます。

少しでも気になった方はぜひ!

プランターで育てる場合は、面積が限られていますが、貸し農園であればそれなりの面積で挑戦することができるので、簡単な野菜と難しめの野菜の両方に挑戦できますね。

いずれにしても野菜とうまく付き合って、効率よく収穫を目指せると良いかと思います。