塾って何歳から通わせれば良いの?
月謝や送り迎えなどの負担感が増えそうで怖い・・・
でも自分の子供が周りの子と比べて遅れていないか、すごく心配だ。
このようなお悩みにお答えします。
何歳から塾に通うのが良いかは、ある意味永遠の悩みかもしれませんね。
小学校で同じように授業を受けていても、理解度は子供によって違うものです。
どこかで一度つまづいてしまうと、その後に追いつくのが案外難しいものです。
できればつまづく前に気づいて対処してあげたいところです。
小学生がつまづきやすいのは、主に以下の部分だと思います。
- 足し算、引き算
- 掛け算、割り算
- 分数の掛け算、割り算
- 食塩水の濃度などの計算
- 速さ、距離、時間の計算 等
僕は可能な限り自宅学習が良いのではないかと思います。
なぜなら、最近はYouTubeやオンラインを活用して遠隔地で授業を受けることができるので、それらの方法を活用して学習を進めることができる子であれば、あらゆる面において非常に効率が良いからです。
今回の記事では、塾に通うのではなく、自宅学習をおすすめする理由について解説していきます。
通塾のメリット・デメリット
もちろん通塾を選択するメリットは多いと思いますが、その反対にデメリットも多いと考えられます。
メリット
- 高い学習効果が期待できる
- 同級生と同じ塾に通うことによる相乗効果が期待できる
- 決まった曜日、時間に行くため習慣化しやすい
- 親がある程度、放置でも塾の講師が面倒を見てくれる
デメリット
- 行き帰りに時間がかかる
- お金がかかる
- 授業の時間帯によっては生活が不規則になる
- 講師の当たり外れがある
- 親の目が行き届かない
メリットとデメリットであげたそれぞれの項目の重要度は、当然項目によって異なりますし、価値観によっても異なりますが、我が家ではデメリットの方が影響が大きいのではないかと考えています。
小学生低学年なら自宅学習がおすすめ
そこで小学生の低学年なら自宅学習の方が良いと考えています。
もちろん、親がしっかりフォローする前提ですが。
無料や比較的安価なツールを使いこなすことによって、塾に通っている人と同等以上の成果を出せると思います。
また、分からないところがあっても親がフォローできるという学習内容のレベル感も理由として挙げられます。
子供がうまく自宅学習をできる環境であれば、高学年や中学生でも自宅学習でも大丈夫だと思います。
自宅学習のメリット
それでは、自宅学習のメリットについて解説していきます。
圧倒的に金銭的・肉体的負担感が少ない
教育系のYouTube動画を観たり、オンラインで授業を受けたりするのが自宅学習のメインになりますので、塾の建物まで行って帰ってくる労力がかかりません。
通塾の場合、住んでいる場所によっては親が送り迎えをする必要もありますが、それも不要です。
また、公共交通機関や塾専用のバスを使う場合、事故に巻き込まれる可能性はゼロではありませんが、自宅学習であれば事故に巻き込まれる可能性は絶対にありません。
YouTubeで適切なコンテンツがない場合は、オンラインの授業を受けるというのもありですが、通塾の場合と比べると費用が圧倒的に少ないです。
通塾時の時間ロス削減
自宅学習では不要な時間を大幅に削減することができます。
- 塾の行き帰りにかかる時間
- バスなどの送迎用車両が来るまでの待機時間
- 現地で授業が始まるまで待っている時間
- 帰宅してからご飯を温める等の用意をする時間(子供と別々の時間に食べる場合)
ざっくり上げてみてもかなりの不要な時間がありそうです。
子供は遊ぶのも仕事のうち。
不要な時間を削ることで遊ぶ時間も捻出し、親とコミュニケーションをとる時間も確保したいですよね。
自宅学習のデメリット
当然、自宅学習にもデメリットがあります。
以下のような環境だと、自宅学習は難しいかもしれませんので、工夫が必要かもしれません。
- 自宅はWEBにつながらない(授業を受けられる環境ではない)
- 弟妹が授業の邪魔をする
また、自宅ではテレビやゲーム、漫画など、誘惑に負ける可能性があるのも大きな事実です。
できれば遊ぶ部屋と勉強する部屋は分けた方が良いと思います。
我が家では勉強は全てリビングでさせています。
少し前に話題になったリビング学習が主体というわけです。
このような弊害もありますので、授業の開始時間など、親がある程度把握して、コントロールする方がメリハリが効いて良いかと思います。
効果的な自宅学習方法
それではいよいよ自宅学習に活用したいツールについてご紹介していきます。
YouTubeを活用する
一番オススメなのはYouTubeです。
YouTubeは娯楽としてだけでなく、うまく使えば教育に向いているコンテンツだと考えています。
メリットだけでも以下のとおり、かなりの数が考えられます。
- 無料
- 好きな時に見られる
- 何回でも見返すことができる
- 一つのコンテンツが短い時間で区切られていることが多いので、集中力を保ちやすい
- 色々な人が動画を上げているので、分からない部分は別の人の動画を観ることで分かる可能性がある
YouTubeは途中で宣伝が入ったり、趣味や娯楽的な動画の誘惑が多いので、勉強するときはしっかりと教育系のYouTube動画を観させることを徹底する必要があります。
このあたりは多少工夫や親の監視が必要ですが、うまく使えばかなり役に立つと思います。
僕がオススメする教育系YouTubeは「葉一」さんの動画です。↓
小学3年生からの授業内容を閲覧することができます。
また、自習時間や子供のモチベーションを上げる動画なども公開されているので、非常にためになるかと思います。
オンライン授業を活用する
色々な会社がオンライン授業を展開しています。
個別指導のタイプやアーカイブの動画コンテンツを閲覧するタイプなど、様々ですので子供のタイプを見極めて最適なものを選んでいきたいですね。
どれも通塾に比べると低価格に設定されているのも安心のポイントです。
また、英語などの語学学習は授業を受けるだけでなく、アウトプットも重要です。
自分で声に出して英語で講師とやりとりをすることで、学習の効果が大きく高まります。
英会話なら断然オンラインがオススメです。
対面でのコミュニケーションが物理的に難しい海外の講師でもオンラインなら手軽にコミュニケーションをとることが可能です。
ハッチリンクジュニアという子供用の英会話プログラムであれば、お手軽に海外の講師の授業をマンツーマンで受けることが可能です。
ハッチリンクジュニアについては、以下のページも参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事では自宅学習についてご紹介しました。
子供の性格にもよりますが、自宅学習でもしっかりと学習できる子供であれば、通塾と比較すると様々なメリットを享受することができます。
オンラインであれば契約も解約もオンラインで済ませることができるので気軽に実施することができます。
もし、あまり合わないなと感じたら、その時に軌道修正をすれば良いだけのことだと思います。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。