知育玩具って色々な種類があるけど、正直なところ何が良いかわからない。
将棋が知育に良いって聞くけど、教えるのが大変そう。
このようなお悩みにお答えします。
将棋と言えば藤井聡太さんが4歳か5歳ぐらいのときから将棋をしていたことで、一時期話題になりましたよね。
相手に勝つために自分の戦法を考えるだけでなく、何パターンもある方法から相手の行動を予測することが必要になりますので、非常に有能な知育玩具であることは間違いありません。
将棋が知育に良いと分かっていても、親である自分自身がルールを知らなかったり、子供に教えるのが面倒くさいという人もいるはず。
そんな人におすすめしたいのが、『くもんスタディ将棋』です。
初めての人でも分かりやすい工夫がされており、非常に使いやすいです。
今回の記事では実際に使ってみて良かったところについて、ご紹介します。
くもんスタディ将棋を実際に使ってみた感想
駒の動かし方が駒の表面に書いてある
将棋の駒はその種類によって動かし方が異なります。
将棋の駒は表面と裏面に記載されている漢字で見分けることになりますが、難解な漢字が多く、感じになじみのない小さい子供が覚えるのは苦労します。
その点、スタディ将棋の駒は駒の表面または裏面に動かし方が図示されています。
このため、仮に漢字が読めなくても駒の動かし方は目で見て分かるというわけです。
下の写真は「歩」という最も基本的な駒です。
左が表、右が裏です。
四角い枠は将棋盤を表していて、赤い矢印が動かせる範囲です。
これなら図で書かれた意味さえ理解できれば、将棋をすることができますね。
漢字にフリガナが付いているところもグッドです。
ちなみに対象年齢は5歳以上です。
5歳だとひらがなを読める子供は非常に少ないと思いますが、それでも将棋ができるのはこの駒に書かれた図のおかげというわけです。
収納を考えられた作り
小さい子供は片付けるのが苦手で、良くものを無くします。
特に小さいものはなくなりやすいですね。
我が家でも何枚かそろっていないトランプが何セットかあります。
将棋も例外でなく、細かいパーツが多いので、無くなりやすい類のものだと思います。
しかしながら、スタディ将棋は駒の入れ物がついており、そしてその入れ物は折りたためる将棋盤の中に格納できるような作りになっています。
このため、使い終わった後にしっかり片付けられれば、他のおもちゃと違って無くなりにくいと思います。
片付けるときは将棋の箱にロックをかけることが可能です。
それでもなくなると将棋として成り立たなくなるので、無くならないよう注意が必要です。
専用のケースに片付けること自体は1分もあれば終わる作業なので、片付けることも合わせて習慣化させたいところです。
初心者向けの遊び方が説明書に書いある
付属の紙の説明書が非常に分かりやすいです。
また、ビギナー用に『歩なし将棋』など、他のルールの提案もしてくれます。
我が家では最初のころは歩なし将棋をずっとやっていました。
歩なし将棋にするメリットは以下の点です。
- 決着がすぐに着く(集中力の持続が短時間で良い)
- 駒の配置が楽
- 歩以外の駒の動きを覚えるのに時間を使える(歩は一マスずつ前進するだけなので簡単)
- 最初から大胆に駒が動くので戦局が大きく動きドラマティック
このように、色々なメリットがありますので、ぜひ最初は歩なし将棋でやってみてください。
最初は親のフォローが必要
極力分かりやすい仕組みになっているスタディ将棋ですが、そうは言っても将棋は将棋。
子供が一人で理解することは、なかなか難しいと思います。
そこは親が横について、しっかり教えてあげましょう。
そして、対戦するのも大変ですが、真剣に勝負できるようになると面白くなると思いますよ。
兄弟が二人以上いる場合、両方に将棋を教えると子供だけでできるので楽ですよ。
こんな人におすすめ
- 知育玩具を探している人
- 子供と一緒に遊びたい人
- 将棋が好きな人
- ボードゲームが好きな人
- 考えるのが好きな人
将棋のデメリットとしては、2人でしか遊べないということだけでしょうか。
このため、家族全員で楽しむということには向いていません。
また、お兄ちゃんと将棋をしていると、弟妹が嫉妬してうるさいということもあります。
こんな人にはおすすめしない
子供と一緒になって遊ぶのが苦手な人はあまり向いていないかもしれません。
先ほどお伝えしたとおり、スタディ将棋は初心者でも楽しめる仕組みになっていますが、最初は親が横についていないと難しいと思います。
最初はルールを覚えるのに時間がかかることもあるかと思いますが、将棋ができる子になると色々なメリットを享受できるようになります。
ぜひ一度トライしてみてください。
まとめ
結局、スタディ将棋は子供と一緒に将棋を楽しめるパパに非常におすすめします。
自分も楽しめて、子供も楽しめる。
さらには知育につながるので、一石三鳥ではないでしょうか。
我が家では子供と遊んでいると妻が満足そうに見ているので、夫婦仲も良くなりますので、四鳥ぐらいになりますね。
僕が子供の頃はよく父親と一緒に将棋で遊んでもらったものです。
幼き日に父とした将棋に思いを馳せながら、子供とやる将棋はなんとも言えない良いものです。
ぜひ一度やってみてはいかがでしょうか。